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漢字の変更点

-JIS X 0208を補完する規格としてJIS X 0212 (補助漢字)が策定されましたが、シフトJISで符号化できないことや古典漢文に偏り必ずしも現代日本文のニーズに合致していない方針もあいまって普及せず、JIS X 0213の開発につながりました。
+JIS X 0208を補完する規格としてJIS X 0212 (補助漢字)が策定されましたが、[[シフトJIS|Shift_JIS]]方式で符号化できないことや古典漢文に偏り必ずしも現代日本文のニーズに合致していない方針もあいまって普及せず、JIS X 0213の開発につながりました。
-JIS X 0213はJIS X 0208に足りない、現代日本で用いられている漢字を収録しています。JIS X 0208の第1水準・第2水準に加えて、第3水準・第4水準という2つの集合を追加しています。第3水準の方が頻度が高い文字を集めています。
+JIS X 0213はJIS X 0208に足りない、現代日本で用いられている漢字を収録しています。JIS X 0208の第1水準・第2水準に加えて、第3水準・第4水準という2つの集合を追加しています。第3水準の方が頻度が高い文字を集めています。JIS X 0213の漢字集合1面・漢字集合2面というふたつの符号化文字集合のうち、第3水準漢字は前者に、第4水準漢字は後者に含まれます。
-字種の選定には行政地名や人名のみならず学校教科書も全数調査されており、学術・文化の専門用語の文字に対応しています。現代日本で実際に用いられている用例を重視しており、ある字書に掲載している文字を全部といった方針は採用していません。
+字種の選定には行政地名や人名の調査のみならず学校教科書の全数調査もされており、学術・文化の専門用語の文字に対応しています。現代日本の印刷物で安定的に用いられていることを示す用例の存在を重視しており、ある字書に掲載している文字を全部といった方針は採用していません。
+*包摂