{{category 文字}} ローマ数字とは、西洋でローマ時代から用いられている数字です。 I, V, X などの文字を組み合わせて数を表します。 時計の文字盤の数字や書籍の序文のページ番号などにしばしば用いられます。 !!JIS X 0213におけるローマ数字 ローマ数字は本来、I や V などの文字を組み合わせて用いるものですが、 JIS X 0208に対するベンダ定義外字の中には、「II」や「VIII」などを1文字の中に組み合わせたものを用意するものもありました (例えばWindowsのいわゆるCP932や古いMacOSのMacJapanese)。 JIS X 0213は、こうしたローマ数字を国内実装互換として取り込んでいます。 漢字集合1面の、13区21点から31点までに大文字の「I」から「XI」、13区55点に大文字「XII」、 12区21点から32点までに小文字の「i」から「xii」があります。 これらはWindowsのベンダ定義外字(CP932)の上位互換になっています。 !!Unicodeにおけるローマ数字 Unicodeは上記のローマ数字を全て含んでいます。 ただし、Unicode正規化処理のNFKC, NFKDによって、例えば「III」(を1文字にした符号位置)が「ラテン大文字のIの三つの並び」になるなどします。 !!関連項目 * 国内実装互換