{{category 仕様}} 漢字集合2面とは、JIS X 0213で定義されている2つの符号化文字集合のうちの1つです。2,436文字を収録しています。JIS X 0213:2000において新たに設計されたものです。漢字集合1面はJIS X 0213の2004年改正で文字の追加がありましたが、2面には変更がありません。 この符号化文字集合は、[[ISO/IEC 2022]]に整合的な94×94文字の2バイト符号化文字集合です。各符号位置には7ビットの2バイトコードが対応します。符号位置は区点番号で例えば「1区1点」のように表されます。漢字集合1面と区別するために、面番号を先頭につけた面区点番号 (例えば「2面1区1点」)が、符号位置を示すのによく使われます。 !!文字レパートリーの概要 漢字集合2面には、第4水準漢字のみを含みます。漢字以外の文字は含みません。 漢字集合1面よりも使用頻度の低い漢字が集められています。また、へんやつくりといった、漢字の部分字体を多く含んでいます。 !!符号割り当ての特徴 この符号化文字集合は、JIS X 0212 (補助漢字)において文字の割り当てられていない区点位置のみを使用しています。これは、EUC方式の符号化において、JIS X 0212を用いるEUC-JPか、JIS X 0213を用いるEUC-JIS-2004かを見分けられるようにという意図によります。 !!参照情報 JIS X 0213の漢字集合2面の符号表は、[ISO-IRのサイト|https://itscj.ipsj.or.jp/english/vbcqpr00000004qn-att/ISO-IR.pdf]で閲覧することができます (番号[229|https://itscj.ipsj.or.jp/ir/229.pdf])。 //https://www.itscj-ipsj.jp/ir/229.pdf //https://www.itscj-ipsj.jp/custom_contents/cms/linkfile/ISO-IR.pdf !!関連項目 * JIS X 0213 * 漢字集合1面 !!コメント {{comment}} {{attach}}