非漢字とは、JIS X 0213やJIS X 0208等の文字コード規格において、漢字以外の文字を指す言葉です。これらJISの2バイトコード規格は漢字が量的に多いですが、仮名文字やアルファベットや記号なども含まれます。そこで漢字以外の文字・記号を指すために便宜的に非漢字という表現が使われます。 !! JIS X 0213漢字集合1面、あるいはJIS X 0208における非漢字 JIS X 0213の漢字集合1面では、1区から13区までに非漢字が配置されています。14区以降は漢字です。漢字集合1面のサブセットであるJIS X 0208でも同様です(ただし14区・15区は文字の割り当てなし)。 主な非漢字としては、平仮名、片仮名、ラテン文字、ギリシャ文字、キリル文字、算用数字、それに句読点や数学記号等の記号類があります。 !! JIS X 0213漢字集合2面における非漢字 一方、漢字集合2面には非漢字はありません。第4水準漢字のみが割り当てられています。 !!関連項目 * 漢字