文字コードにおいてJISコードとは、下記の意味で使われる言葉です。 * JISで定められている漢字コードのビット組合せ。例えば漢字「亜」に対して、16進表記で3021となるビット組合せ。特にSJISやEUCとの対比 * 上の意味のJISコードを1バイトコードと併用する符号化方式、例えばISO-2022-JP 元々日本における漢字の符号化にはJIS X 0208のオリジナルの7ビットのビット組合せと、そのMSBを1にした8ビットのEUC、さらには計算によって変形したShift_JISとがありました。これらのうち、オリジナルの7ビットの2バイトのビット組合せを「JISコード」と称することがしばしばあります。辞典類にも区点番号とともに載っていることがあります。 また、JIS X 0208とASCII/JIS X 0201とを併用する符号化方式としてのISO-2022-JP (古くはJUNETコード)がJISコードと呼ばれることもあります。上の意味の「JISコード」が漢字の符号化に使われているために拡張された用法と言えます。 !!関連項目 * JIS X 0208 * JIS X 0213 * ISO-2022-JP * ISO-2022-JP-2004 * JIS漢字