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JIS X 0213の変更点

-JIS X 0208の上位互換として設計されています。[[ISO/IEC 2022]]に整合的な形の、
-漢字集合1面・漢字集合2面という2つの2バイト符号化文字集合が定義されています。
+JIS X 0208に不足していた現代日本の文字を符号化することをねらいとし、JIS X 0208の上位互換として設計されています。[[ISO/IEC 2022]]に整合的な形の、漢字集合1面・漢字集合2面という2つの2バイト符号化文字集合が定義されています。
-このうち漢字集合1面がJIS X 0208の上位互換です。かな文字や符号付きアルファベット、
-丸付き数字や記号類といった非漢字、それに比較的使用頻度の高い第3水準漢字が追加されています。
+このうち漢字集合1面がJIS X 0208の上位互換です。平仮名・片仮名やダイアクリティカルマーク付きラテン文字、丸付き数字や記号類といった非漢字、それに比較的使用頻度の高い第3水準漢字が追加されています。
-上記の符号化方式には、それぞれ、実装水準3、実装水準4というふたつの実装水準が設けられています。実装水準3は、漢字集合2面に対応しない実装であり、実装水準4は漢字集合1面・漢字集合2面の両方に対応した完全版の実装です。
+上記の符号化方式には、それぞれ、実装水準3、実装水準4というふたつの実装水準が設けられています。実装水準3は、漢字集合2面に対応しない実装であり、実装水準4は漢字集合1面・漢字集合2面の両方に対応した完全版の実装です。実装水準3の場合は漢字は第1水準から第3水準までの対応で、一方実装水準4では第1水準から第4水準漢字まで全ての対応となります。
-また、漢字の一部が互換漢字による対応になっています。これらはUnicode正規化の処理によってCJK統合漢字に置き換えられてしまいます。例えば「福」のへんが「ネ」でなく「示」の字体(面区点1-89-33、第3水準)がこれに当たります。
+また、漢字の一部がCJK互換漢字による対応になっています。これらはUnicode正規化の処理によってCJK統合漢字に置き換えられてしまいます。例えば「福」のへんが「ネ」でなく「示」の字体(面区点1-89-33、第3水準)がこれに当たります。
-* ISO/IEC 8859 - 第1部(Latin-1)、第2部(Latin-2)の文字をJIS X 0213は全て含む。
+* [[ISO/IEC 8859]] - 第1部(Latin-1)、第2部(Latin-2)の文字をJIS X 0213は全て含む。
-*[漢字集合1面の文字コード表|https://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/233.pdf]
-*[漢字集合2面の文字コード表|https://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/229.pdf]
-*[JSA Web Store|http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/Top/index.jsp?lang=jp] - 規格票を紙またはPDFの形で購入できます。規格番号「X0213」で検索のこと。
+*[漢字集合1面の文字コード表|https://itscj.ipsj.or.jp/ir/233.pdf]
+*[漢字集合2面の文字コード表|https://itscj.ipsj.or.jp/ir/229.pdf]
+*[JSA Webdesk|https://webdesk.jsa.or.jp/] - 規格票を紙またはPDFの形で購入できます。規格番号「X0213」で検索のこと。
+//https://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/233.pdf
+//https://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/229.pdf