{{category 仕様}} BMP (Basic Multilingual Plane, 基本多言語面)は、Unicode並びに[[ISO/IEC 10646]]の面00に付けられた呼び名です。 元々[[ISO/IEC 10646]]は、群・面・区・点 (group, plane, row, cell)がそれぞれ1バイトによって表される4バイトコードのアーキテクチャとして設計されました。 当初のUnicodeは、このうち群00の面00の65,536符号位置のみを用いる16ビットの文字コードとして設計されました。この面00がBMPです。 BMPには、ラテン文字、ギリシャ文字、キリル文字のようなアルファベットから、平仮名・片仮名、漢字、ハングルのような東アジアの文字、アラビア文字、インド系文字など、世界の主要な文字が収録されています。 BMPの65,536符号位置だけでは足りなくなったので、のちに他の面にも文字が割り当てられるようになりました。 !!JIS X 0213との関係 JIS X 0213の文字のほとんどはBMPの中にあります。 BMP以外の面としては、面02 (Supplementary Ideographic Plane, SIP, 追加漢字面)のCJK統合漢字拡張Bに、JIS X 0213の第3・第4水準漢字のうち300字ほどが収録されています。これらは、JIS X 0213:2000の制定当時にはUnicodeに存在しなかった漢字です。 !!関連項目 * Unicode * [[ISO/IEC 10646]] * UTF-16