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人名用漢字の変更点

+{{category 文字政策}}
-上記のようにJIS X 0213で分離された人名用漢字は、Unicodeでは互換漢字という扱いで追加されているものが多くあります。互換漢字は、Unicode正規化の処理によって、対応するCJK統合漢字に変換されてしまいます。
+上記のようにJIS X 0213で分離された人名用漢字は、UnicodeではCJK互換漢字という扱いで追加されているものが多くあります。CJK互換漢字は、Unicode正規化の処理を実行すると、対応するCJK統合漢字に変換されてしまいます。
-例えば、上の例の「点ありの『渚』」は、UnicodeではU+FA46に追加されましたが、本来CJK統合漢字のU+6E1Aにて「点あり」も「点なし」も区別せず対応するものです。従って、Unicode正規化処理が行われるとU+FA46からU+6E1Aに変換され、結果として、通常の日本語環境での見え方としては「点ありの『渚』」が「点なしの『渚』」に変わってしまいます。
+例えば、上の例の「点ありの『渚』」は、UnicodeではCJK互換漢字のU+FA46に追加されましたが、本来CJK統合漢字のU+6E1Aにて「点あり」も「点なし」も区別せず包摂されているものです。従って、Unicode正規化処理が行われるとU+FA46からU+6E1Aに変換され、結果として、通常の日本語環境での見え方としては「点ありの『渚』」が「点なしの『渚』」に変わってしまいます。