文字コード
文字コードという言葉は、主に下記の意味で使われます。
- 文字の集合を定めて、その集合内の各文字に符号化表現を与えたもの。ISOやJISの標準で定義される「符号化文字集合(coded character set)」に同じ
- 上の意味の文字コードにおける、個々の符号化表現
ひとつめの意味は、例えば「ASCII」や「ISO/IEC 8859-1」、「Shift_JIS-2004」などが該当します(IETFの語法で「文字符号化方式」に当たるものも含みます)。ISOやJISの定義で「符号 (code)」という語は「符号化文字集合」と同義なので、「文字コード」という広く知られている言葉を「符号化文字集合」と対応させて用いることができます。
ふたつめの意味は、ASCIIにおける0x41, 0x5Cなどの個々のビット組合わせが該当します。
両者が紛らわしいときは、ひとつめの意味には「コード系」、ふたつめの意味には「コード値」と適宜呼び分けることができます。
また、上ふたつをひっくるめた、文字の符号化全般の概念についても文字コードという言葉で代表させることがあります。
最終更新時間:2016年11月26日 16時07分42秒