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ハイフンマイナスの変更点

+{{category 記号}}
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-JIS X 0208では、ハイフンとマイナス(負符号)それぞれに独立した符号位置を与え、例示字形も微妙に異なっています。
+JIS X 0208では、ハイフン(文字名HYPHEN)とマイナス(負符号, 文字名MINUS SIGN)それぞれに独立した符号位置を与え、例示字形も微妙に異なっています。
-Unicodeないし[[ISO/IEC 10646]]では文字に対して一意な名前を与えて、他の文字コード規格との対応づけを図っています。UnicodeにもJIS X 0208同様にハイフンとマイナスそれぞれに独立した符号位置が割り当てられています。ここで、ASCIIをそっくりコピーしているBasic LatinブロックにあるU+002Dに対しては、「ハイフンにもマイナスにも用いられる曖昧な記号」として、便宜的にHYPHEN-MINUSという名前が与えられました。
+Unicodeないし[[ISO/IEC 10646]]では文字に対して一意な名前を与えて、他の文字コード規格との対応づけを図っています。UnicodeもJIS X 0208同様にハイフンとマイナスそれぞれに独立した符号位置を割り当てています。ここで、ASCIIをそっくりコピーしているBasic LatinブロックにあるU+002Dに対しては、「ハイフンにもマイナスにも用いられる曖昧な記号」として、便宜的にHYPHEN-MINUSという文字名が与えられました。
-JIS X 0213では、既存のハイフンやマイナスとは別に、ASCIIやUnicodeのHYPHEN-MINUSにあたる文字が追加されました。これにより、ASCIIやJIS X 0201との変換で2/13にあたる文字を一意に定めることができます。
+JIS X 0213では、既存のハイフンやマイナスとは別に、ASCIIやUnicodeのHYPHEN-MINUSにあたる文字が面区点1-1-61に追加されました。これにより、ASCII ([[ISO/IEC 646]]国際基準版)やJIS X 0201との変換で2/13にあたる文字を一意に定めることができます。
-なお、EUC-JIS-2004やShift_JIS-2004のように、1バイトコードとともに用いる符号化方式では、これは「FULLWIDTH HYPHEN-MINUS」という代替名称となります。
+なお、EUC-JIS-2004やShift_JIS-2004のように、HYPHEN-MINUSを含む1バイトコードとともに用いる符号化方式においては、JIS X 0213の(2バイトの)ハイフンマイナスは「FULLWIDTH HYPHEN-MINUS」という代替名称となります。