+組み合わせる場合は、制御文字SI/SOで符号化文字集合を切り替える7ビットの符号か、あるいはGL領域にラテン文字集合、GR領域に片仮名集合を割り当てる8ビットの符号として用います。
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-インターネットの電子メールに用いられてきたISO-2022-JPでは、エスケープシーケンスによってJIS X 0201ラテン文字集合を指示して用いることができます。
+インターネットの電子メールに用いられてきたISO-2022-JPでは、エスケープシーケンスによってJIS X 0201ラテン文字集合を指示して用いることができます。バイト列「1b 28 4a」が出現するとそこから先はJIS X 0201ラテン文字集合として解釈されます。ただ、通常はASCIIを使えばいいので、実際に用いる必要性は (少なくとも今日では) 小さいでしょう。
-なお片仮名集合は用いるようになっていません。片仮名はJIS X 0208にあるのでJIS X 0201片仮名集合は不要なためです。一般に言う「メールに『半角片仮名』は使えない」というのはこれによります。
+なおISO-2022-JPではJIS X 0201片仮名集合は用いるようになっていません。片仮名はJIS X 0208にあるのでJIS X 0201片仮名集合は不要なためです。一般に言う「メールに『半角片仮名』は使えない」というのはこれによります。
-これに従ってコード変換ができます。例えば、数字の「9」には DIGIT NINE、片仮名の「ア」には KATAKANA LETTER A と記されています。
+これに従ってコード変換ができます。例えば、数字の「9」には DIGIT NINE、片仮名の「ア」には KATAKANA LETTER A と記されています。(JIS X 0201:1997の表1、表2を参照のこと)
-JIS X 0201のコード表は、[ISO-IRの文書|https://www.itscj.ipsj.or.jp/itscj_english/iso-ir/ISO-IR.pdf]で参照できます。([ラテン文字集合|http://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/014.pdf]、[片仮名集合|http://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/013.pdf]。なお、このリンク先では旧規格番号でJIS C 6220と記載されています)
+JIS X 0201のコード表は、[ISO-IRの文書|https://itscj.ipsj.or.jp/english/vbcqpr00000004qn-att/ISO-IR.pdf]で参照できます。([ラテン文字集合|https://itscj.ipsj.or.jp/ir/014.pdf]、[片仮名集合|https://itscj.ipsj.or.jp/ir/013.pdf]。なお、このリンク先では旧規格番号でJIS C 6220と記載されています)
+//https://www.itscj.ipsj.or.jp/itscj_english/iso-ir/ISO-IR.pdf
+//http://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/014.pdf
+//http://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/013.pdf
-規格票は[JSA Web Store|http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/top/index.jsp]で購入できます。
+規格票は[JSA Webdesk|https://webdesk.jsa.or.jp/]で購入できます。
+* Shift_JIS ならびに Shift_JIS-2004 - JIS X 0201の8ビット符号(JIS X 0201の6.4節)の未使用の符号位置に2バイト漢字コードを変形のうえ詰め込んだコード