常用漢字表(昭和6年)
概要
常用漢字表(昭和6年)は、1931年発表の臨時国語調査会による漢字表です。常用漢字表(大正12年)に対して修正を施し、147字を削り、45字を加えた、1,858字の表です。
字体は基本的に康熙字典体ですが、「亂」に対して「乱」、「假」に対して「仮」、「僞」に対して「偽」など、字典体に対して今日の常用漢字体と同様の字体が示されているものもあります。これらは「簡易字体」と称され、簡易字体が示されているものはこちらを一般に採用するつもりである旨が末尾に注記されています。
参照
- 常用漢字表 (昭和6年5月)【臨時国語調査会】 - 国語施策沿革資料11 (平成8年12月16日)漢字字体資料集(諸案集成) より
最終更新時間:2024年05月15日 16時56分42秒