字体整理案
字体整理案は、大正15年発表の漢字字体の整理の案です。常用漢字表(大正12年)の字体を書写体に近づけて整理するものとなっています。
「半」のような点の向きが下にすぼむ形だったり、「禮」に対して「礼」、「醫」に対して「医」、「邊」に対して「辺」など、今日の常用漢字体と同じものもあります。一方、「禍」のカギの向きが中国の簡体字と同様など、今日の日本では一般的でない字体もあります。全般に、手書きしやすい形にそろえられています。
参照
- 官報 1926年07月07日 附録雑報
字体整理案は、大正15年発表の漢字字体の整理の案です。常用漢字表(大正12年)の字体を書写体に近づけて整理するものとなっています。
「半」のような点の向きが下にすぼむ形だったり、「禮」に対して「礼」、「醫」に対して「医」、「邊」に対して「辺」など、今日の常用漢字体と同じものもあります。一方、「禍」のカギの向きが中国の簡体字と同様など、今日の日本では一般的でない字体もあります。全般に、手書きしやすい形にそろえられています。
最終更新時間:2024年06月02日 15時29分58秒