[カテゴリ:文字政策]
標準漢字表は、1942年(昭和17年)に国語審議会により文部大臣に答申された漢字表です。漢字が無制限に使用されて社会生活上に不便があるので、官庁や一般社会で使う漢字の標準を示すものであることが、前書きに記されています。
全体は2,528字あり、うち、日常生活との関係の深さによって常用漢字1,134字と準常用漢字1,320字、それに、皇室典範等に用いられる特別漢字74字に分けられています。
一部には簡易字体が採用されています。
のちに、当用漢字表を検討する基礎となりました。
最終更新時間:2024年06月08日 18時28分49秒