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面区点番号の変更点

-従来のJIS X 0208では、94×94の文字コード表1枚の中に全ての文字が収められていました。このコード表の座標を示すのが区点番号です。区番号はコード表の行を、点番号は列を示す番号です。それぞれコードの第1バイト・第2バイトの値が対応します。
+従来のJIS X 0208では、94×94の文字コード表1枚の中に全ての文字が収められていました。このコード表の座標を示すのが区点番号です。区番号はコード表の行を、点番号は列を示す番号です。それぞれコードの第1バイト・第2バイトの値が対応します。区番号・点番号ともに、取りうる値は1から94までの整数です。
-例えば、16区11点は、コード表の16行目の11列目の位置を表し、コード値(ビット組合せ) 0110000 0101011 (16進表記302B)が対応します。その位置に割り当てられている文字は「茜」です。実際のコード表([JIS X 0208|http://itscj.ipsj.or.jp/ISO-IR/168.pdf]または[JIS X 0213漢字集合1面|http://itscj.ipsj.or.jp/ISO-IR/233.pdf])を見ると、ここで述べた内容が理解しやすいでしょう。
+例えば、16区11点は、コード表の16行目の11列目の位置を表し、コード値(ビット組合せ) 0110000 0101011 (16進表記302B)が対応します。その位置に割り当てられている文字は「茜」です。実際のコード表([JIS X 0208|https://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/168.pdf]または[JIS X 0213漢字集合1面|https://www.itscj.ipsj.or.jp/iso-ir/233.pdf])を見ると、ここで述べた内容が理解しやすいでしょう。
+!!備考
-!!コメント
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+区点番号は俗に「区点コード」と呼ばれることもありますが、JISでは「区点番号」としています。「番号」と「コード」は、文字コード規格においては指す対象が異なります。JIS/ISOの文字コード規格では、「コード」すなわち「符号 (code)」という語は「符号化文字集合」と同義で、文字とビット組合せの対応付けの規則を指します。上記の漢字「茜」の例でいえば、この文字とビット組合せ「0110000 0101011」の対応付けが「符号 (code)」の定める内容であり、区点番号16-11とはこのビット組合せに対応する符号表の中の座標です。
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+!!関連項目
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+* 符号位置
+* JIS X 0213