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CJK互換漢字の変更点

-これらのうちいくつかは、Unicodeでは、CJK統合漢字に既に包摂されている字体であるとして、独立した符号位置を与えられていません。しかしそれではJIS X 0213とのコード変換に問題を生じることから、互換漢字の符号位置が割り当てられています。互換漢字の符号位置はBMPでは U+FAxx のような位置にあるので、符号位置によってCJK統合漢字との見分けがつきます。
+JIS X 0213の文字がUnicodeに追加された際、これらの漢字のうちいくつかは、Unicodeでは、CJK統合漢字に既に包摂されている字体であるとして、独立した符号位置を与えられませんでした。しかしそれではJIS X 0213とのコード変換に問題を生じることから、互換漢字の符号位置が割り当てられています。互換漢字の符号位置はBMPでは U+FAxx のような位置にあるので、符号位置によってCJK統合漢字との見分けがつきます。
-したがって、例えば、JIS X 0213で追加された「示へんの形が『示』の『神』」(JIS第3水準、面区点 1-89-28)が、Unicode正規化によって「『ネ』の『神』」(第1水準、1-31-32)に変わってしまうことになります。
+したがって、例えば、JIS X 0213で追加された「示へんの形が『示』の『神』」(JIS第3水準、面区点 1-89-28、U+FA19)が、Unicode正規化によって「『ネ』の『神』」(第1水準、1-31-32、U+795E)に変わってしまうことになります。