Emacs
Emacs
Unix系OSで広く利用されているエディタであるEmacsでは、JIS X 0213対応が進んでいます。(Windowsに移植されたEmacsであるMeadowも同様)
- Emacs 20.6以上では、Mule-UCSのインストールによりJIS X 0213が使用可能
- Emacs 22では、jisx0213 without Mule-UCSでJIS X 0213が使用可能
- Emacs 23では、追加パッケージなしでJIS X 0213が使用可能になりました
Mule-UCSの旧版では2004年改正で追加された10文字に対応していない(2006-11-27版で対応)のに対し、Emacs 23は2004年改正に対応しています。JIS2004の符号化方式であるEUC-JIS-2004, Shift_JIS-2004, ISO-2022-JP-2004をサポートしています。
MeadowでのJIS X 0213の使用法について記した文書「MeadowでJIS X 0213を使う」が公開されています。
Emacs22で、Mule-UCSなしでもJIS X 0213の符号化方式を扱えるelispが、Meadowのメーリングリストのアーカイブの記事「jisx0213 without Mule-UCS」に添付されています。これにより、shift-jis-2004、euc-jis-2004などの符号化方式が使えるようになります。しかし、jisx0208に含まれず、jisx0213で新たに含まれた文字をutf-8などで保存したり、逆に読んだりすることはできません。
最終更新時間:2009年08月28日 10時00分19秒