GNU C Library
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バージョン2.3以降で、文字コード変換の関数・コマンドのiconvでJIS X 0213の符号化方式(EUC-JISX0213, ISO-2022-JP-3, Shift_JISX0213)をサポートしています。
使用方法
例えば、以下のようなコマンドでShift_JIS-2004 (Shift_JISX0213)のテキスト sjis.txt をEUC-JIS-2004 (EUC-JISX0213) に変換して euc.txt に書き出すことができます。
% iconv -f Shift_JISX0213 -t EUC-JISX0213 sjis.txt > euc.txt
バージョン2.3.6では、2004年改正の追加10文字もサポートしたようです。ただし符号化方式名は以前のままで、2004年改正の "-2004" という名前になってはいないようです。
したがって、「Shift_JISX0213」という名前でShift_JIS-2004を、「EUC-JISX0213」という名前でEUC-JIS-2004を指定します。
もちろん、UTF-8やUTF-16といったUnicodeの符号化方式との間で変換することもできます。
【注: サポートし始めた正確なバージョンについてもしかすると誤りがあるかもしれません。JIS X 0213に対応しているかどうかはiconvコマンドの -l オプションで確認できます。】
最終更新時間:2016年11月14日 20時38分38秒