Shift_JISX0213
[カテゴリ:仕様]
概要
Shift_JISX0213とは、JIS X 0213:2000におけるシフトJIS方式の符号化の名称です。規格の附属書1で定義されています。JIS X 0208ベースのShift_JISの上位互換です。JIS X 0213の2004年改正において、Shift_JIS-2004に取って代わられました。
符号の構造や実装などについては、Shift_JIS-2004の項を参照してください。Shift_JIS-2004との違いは次節を参照のこと。
Shift_JIS-2004との違い
Shift_JIS-2004との違いは、JIS2004で追加された「表外漢字UCS互換」の第3水準漢字10文字が含まれていないだけです。
違いが小さいため、ソフトウェアの実装によってはShift_JIS-2004と区別しないことがあります。
例えばiconvでは、SHIFT_JISX0213の名称でShift_JIS-2004に対応しています。
コード変換のコマンドライン例を示します。UTF-8のテキストファイル utf8.txt を読み込んで文字コードを Shift_JISX0213 (Shift_JIS-2004)に変換し、ファイル sjis.txt に出力します。SJISに変換するのには、第2水準までしか対応しないSHIFT_JIS等でなく、常にこの指定を用いるのがおすすめです。
iconv -f UTF-8 -t SHIFT_JISX0213 < utf8.txt > sjis.txt
最終更新時間:2016年12月18日 15時40分03秒